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交流波形という。このような発電機を交流発電機という。また、直流発電機の場合と同様に、強い磁場のN極、S極を作るために磁極鉄心にコイルを巻いてこれに直流を流す。これを励磁電流という。また、このコイルを界磁巻線という。この励磁電流は直流発電機の場合は自らの電流を用いるが交流発電機の場合は交流であるため、これ専用の励磁機を必要とする。 以上述べた電気発生のコイル(これを電機子巻線という。)、磁極、界磁巻線、ブラシ、集 電環励磁機等は交流発電機には欠くことのできない電気的要素である。 (b)直流発電機の種類 一般に使用される直流発電機の種類を次に示す。 (i)分巻発電機 図42に示すように、電機子巻線に発生した電流のうち、大部分は負荷側に流れ、一部は分岐して界磁巻線に流れるようにした発電機である。即ち、電機子巻線と界磁巻線とが並列に接続された発電機を分巻発電機という。図中、界磁抵抗器は発生電圧を加減する役目をもっていて、界磁電流を増せば発電機の電圧は上昇し減ずれば電圧は下降する。(特性については省略する。) (ii)複巻発電機 
図42 分巻発電機

図43 複巻発電機
分巻発電機の界磁に図43に示すように直巻界磁巻線を加えた発電機を称して複巻発電機という。 注:直巻とは負荷の回路に直列(シリーズ)接続された巻線をいう。 図43の複巻発電機は分巻界磁巻線と直巻界磁巻線との電流方向が何れも同一方向であるため;これを和動複巻(cumulative compound)といい、直巻界磁巻線の電流方向が逆の場合を差動複巻(differential compound)という。その何れかによって特性に大きなひらきがある。 (特性については省略する。) 以上のほか、他励発電機、直巻発電機、3線式発電機、溶接発電機等があるがここでは省略する。
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